緑の黒髪。
ぬばたまの。
"黒"や"夜"などにかかる枕詞。
枕詞なんて久しぶりに聞きました。お恥ずかしい話ですが、"光"にかかる"ひさかたの"という枕詞しか分かりません。あいきゃんです。
さて、本題に入ることにする。
先ほど(2021年5月17日)公開された、4色の早押しボタンを用いたクイズにて、"緑の黒髪"という言葉が登場した。
緑の黒髪とは、「黒くツヤのある女性の美しい髪」を指すそうだ。
私は真っ先に思った。-綺麗な黒髪をもっている、推しにぴったりな言葉だなあ と。
緑の黒髪は、"女性の"美しい髪と定義されているため、推しに対して使用できないことが惜しくてならない。
(余談だが、黒くてツヤツヤした色を指す"烏の濡れ羽色"は性別の縛りがないようなので、推しの黒髪を褒めたいときには、"烏の濡れ羽色"という言葉を使えば良い。解決。)
髪を一度も染めたことがない推しに対して、私は現在進行形で髪を染めている。ブリーチもしている。
ブリーチをしているため、 私の髪にはダメージが蓄積され、推しのさらさらヘアーとは程遠い。
ところで、手入れされている黒髪は品があると感じる。髪が傷んでなく、ツヤがあるだけで清潔感が溢れるのである。白いシャツを着た、烏の濡れ羽色の髪をもつ推しは、清潔感の塊である。洗剤のCMに出てもおかしくないくらいに。
髪が綺麗だと、印象が良くなることを学んで、染めていない黒髪も素敵だなあと思い始めた。
しかし、ブリーチを済ませた後に、推しのような、全く傷んでいない黒髪に憧れたところで、もう遅いのである。
髪を染めるか、染めないか。これは決定的な違いであり、一度髪を染めてしまえば、完全に生え替わるまで、傷んだ髪と共に生きることになる。
ツヤのある黒髪を取り戻すには、結構な月日を必要とする。
少なくとも、黒髪に生え替わっていく期間は、QuizKnockの界隈で息をしていたいと思う。
私の髪が、再び完全な黒になった暁には。傷んでいない、ツヤのある髪を推しに見せたいものである。
時が流れ、情勢が落ち着いて、開催できるようになったオフラインのイベントにて。お揃いの烏の濡れ羽色の髪を携えて、会いたいと思う。
"ぬばたまの"という枕詞を共有して。